VATE:いろいろと繋がりますね。
3.11以降、常に会社人として、社会人としていろいろな社会問題に関心を持ってる中で「雇用」って大事だなと考えていたんですね。特に地域において雇用を作るって大事だなと。それもあって参画したんですけど、最終的に雇用っていちサービス事業者だけでどうにかできる問題でもなくて。雇用以前に経済を作り出す原資になるお金がないと何も始まらないなと。そういう意味では所得の再配分が大事なのかなと思い、ふるさと納税をやっている会社にジョインしたという流れです。
VATE:プロジェクト単位でお仕事をされてるイメージですね。
そうですね。ヤフーにいる頃からずっと副業をやってるんですね。基本的に会社員ではあるんですけど、いろんなプロジェクトに参画して自分のバリューを発揮できるところに協力する。なので、もう副業だけがどんどん進行して今に至ってます(笑)。プロジェクト型人間って言ってますけどね。
VATE:今はどんなプロジェクトに参画されているんですか?
フィラメントという新規事業の伴走支援をしている会社なんですけど、そこにジョインしてもうかれこれ7〜8年ですかね。いろんなメディアの運営だったり、新規事業のクライアントの伴走支援をしたりが一つです。
VATE:他には。
東京でスパイスファクトリーというデザインとエンジニアリングの会社なんですけども、そこの1つのプロジェクトに参画してます。僕自身やっぱり物作りが好きなので、本業はビジネス開発がメインなのであんまりクリエイティブにタッチ出来なくて、自分の物作り力を活かせる面白い会社はないかと思った時に出会ったんですね。知り合いもいたので、僕の得意なところで業務委託として働かせてもらってます。
VATE:まだまだありますか。
デザインとアートをやっているKiQという会社の戦略を作るという役割でアドバイザーをやってますね。今度の大阪万博でも出すんですけど、石黒浩先生とロボット開発をしてる会社で、そこの「所作」という日本の文化をいかにサービスデザインに折り込むかとか、ロボットデザインという振る舞いに落とし込むみたいなことをやってます。
VATE:芸大の先生もやられてましたよね。
京都芸術大学ですね。ヤフーの最後の方も勝手に「メディアアート部」っていうのを作ってまして、予算ももらってたんですよ。それもあってアートがすごく好きだったり、コミュニティに知り合いがすごく増えたり。本当に面白いなと思ったものにはどんどん入り込んでましたね。
VATE:まだありそうですね。
防災の会社でI-レジリエンスという、防災科学研究所などが作った会社がありまして、そこのエバンジェリストをやっていたり。防災は専門知識や経験値があるので。
VATE:いまはどんなことに興味を持たれてますか?
自分の興味もスキルも幅広すぎるんですけど、地方に集約することが出来るなと思っているんですよ。例えば、単身赴任で3年半住んでいた京都だと、芸術があって、伝統工芸があって、スタートアップのコミュニティもあって。何か自分の興味あるものが全部そこに集約できる。東京よりも地域の方が面白くなりつつあって、伸びしろがあると。だから、今は地方に興味がありますね。