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VATE:勢いがすごいですね。

 

山下洋輔さんが早稲田に来るのが20年ぶりとかだったんですね。その前に来られた時は多分学生運動の時代で、立て籠もりのあったところで、ピアノを弾くみたいな感じだったんですけど。そのライブをプロデュースしたり。

 

VATE:でも素晴らしい経験ですよね。

 

そういうゼロから面白いことをやるのが好きなんですね。

 

VATE:出版社でバイトされた時に、企画を考えたり出来たというのはそういう経験があったからなのかもしれないですね。アルバイトは何年くらいされたんですか?

 

1年半ぐらいですかね。ちょうど就職の時期だったんですが「どこも受けてないんだったら、うちに新卒で来る?」みたいな感じで言ってもらえて。いいっすね、みたいな(笑)。

 

VATE:軽い(笑)。

 

当時、出版社は2年ぐらい営業をやらされるという慣例があったんですが、そのまま編集部に入れるような条件だったので、これはいいぞと(笑)。

 

VATE:でも営業も勉強になるのではないですか。

 

いや、なんていうんですかね。無駄なことはあまりしたくないんですよ(笑)。

 

VATE:無駄(笑)。

 

何事も経験だとか気づくのはもっと後の話で、若い子たちにはそういう風に言いますけど(笑)、自分自身はもう全然向いてないことはやりたくないって、そんな感じで入社しました。

 

VATE:入社されてからやることは変りましたか?

 

ほとんど同じですね。雑誌の中で言うと、最初はサリダっていう女性誌で文化欄のパートを担当していました。その後、移ったanでも文化欄の担当だったので、音楽インタビュー的なものをやってましたね。

 

VATE:そこでも企画力が活きたと。

 

あと勢いですかね(笑)。かなりページ数が多い企画の時に、誰でもいいから取材したい人にアポ取っていいよって言われたんですね。それで斉藤由貴さんが好きだったので、ダメ元でアポを取ったら取れちゃったんですよ。ちょうどレ・ミゼラブルをやる時でしたね。