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VATE:私もよく使ってます。

 

天気と乗換案内とあと防災速報というアラートが来るサービスですね。それらのサービスでものすごくアプリのユーザーが増えて。それで社内でも大阪すげえな、みたいな事になりましたね。

 

VATE:いや、本当に全てお世話になってます。

 

僕も三種の神器と呼んでます(笑)。

 

VATE:それだけのサービスを成功させたのって何が秘訣なんでしょうか。

 

使いやすさ、ですね。僕自身は割とエンジニアに任せるタイプではあったんですけど、やっぱりユーザビリティって自分で使わないとわからないんです。なので、僕がやってたのは朝から昼過ぎぐらいまでいろんなアプリを落として、とにかく触りまくる。ユーザビリティって思い込みを外さないと、思い込みで作っちゃいますよね。

 

VATE:確かに。

 

ユーザーはこう思ってるはずだというのが一番危険なんですよ。僕自身はやはりそういうメタ認知的な訓練というか、編集するという仕事でも経験値が高かったので、ユーザーの気持ちになって考えようぜというカルチャーを広めるベースがあったという感じですね。

 

VATE:UIって本当に作るの大変ですもんね。

 

ユーザーへのヒアリングはとても大事だし、とにかく聞いて思い込みを外すのは必要なんです。でも一方で、ユーザーは勝手なこと言うじゃないですか。なのでその先まで読まなきゃいけない。ユーザーは見えてない、今見えてない価値ってものもあるんです。

 

VATE:いま見えてない価値ですか。

 

例えばiPhoneが出た時にやっぱりあの素晴らしさは言語化出来ないじゃないですか。そこまで作り込むには自分自身のビジョンとかクオリティレベルを持たなきゃいけない。ユーザーに聞く事と、自分で考える事。このバランスは大切だと思います。

 

VATE:ユーザーの言うことだけ聞いていても駄目なんですね。

 

最初に6ヶ月かけて天気アプリを作って「これは駄目だ。世の中に出せない。」となったのはそれなんですよ。ユーザーに聞きまくってはいたんですけど、ユーザーはいろんなことを言うから、ただ何でも詰め込んだよくわからないものになってしまって。

 

VATE:なるほど。

 

なので、天気のアプリをリニューアルしようと。半年でやろうと決めてやってみたんですけど、なかなかうまくいかずに失敗したんです。それでもう1回やり直して今度は夏までに作ろうと。

 

VATE:その後ヤフーを離れられますが、次はどういったことを?

 

「バイトル」っていうアルバイトのサービスですね。そこの執行役員とプロデュースをしていました。事業責任者を2年間ぐらいやりましたね。元々僕に大阪に行けって言った上司が、そこにCOOとしてジョインしていて、プロダクトを良くして欲しいと依頼されたので。