VATE:それで会われた?

 

そうですね。メールのやりとりもしてたんですけど、会う時にはもう会社を創るような話しになってました(笑)。

 

VATE:面白い展開ですね。会社の業務内容は?

 

とりあえずゲームを作ろうっていう話しになったんです。当時は3Dのオンラインゲームっていうのが、インターネットで出始めた時だったんですけど、日本で作ってる会社っていうのがなかったんですね。

 

VATE:ええ。

 

それで、無いのであればつくろうと。

 

VATE:普通は無いとどうしようってなりますよね。

 

僕の中では、無いものは作っちゃおうっていう発想なんですね。それで僕はキャラクターを描いたり、グラフィックを描いたりして、もう一人はプログラマーなのでこれをプログラムしようと。

 

VATE:ゲームのイメージもけっこう出来てたんですね。

 

そうなんですよ。作りたいもののイメージは出来上がったんですけど、3Dのオンラインゲームをつくるのに重要なことに気がついて。

 

VATE:重要なことってなんですか?

 

3Dできる人がいないと。

 

VATE:(笑)。

 

僕、3D苦手なんです。

 

VATE:それでどうされたんですか?

 

誰か3Dできるやついねーのって探したら、パートナーの弟が「僕の弟が、新潟の造形大に行ってて3Dコンテストで優勝してましたよ。」って。