VATE:なるほど。
全て一つのオブジェクトというか、ボリュームというか、間というか、部分ではないんです。そうすると、今度はそれをおさめるための方法を考えて、それはコストの問題もそうですし、耐久性や、防火性能もふまえた上でのことです。これはさっき言いましたけど、これはこういうもんなんだって言われると違う方向へ行きたくなるんですね。だから新しいものを造ることへの意識が強まるんです。
VATE:これからFHAMSはどこに向かうのでしょう?
FHAMSとしては色々考えてますよ。店を持つことも考えています。
それと、家具等のプロダクトももちろん視野に入れています。この辺くらいしか言えませんね。かといってあんまり戦略的には考えてないですね。好き勝手にやりたい。もっとアピールできることをして行く必要があると常々思っています。まわりには有名な方々も沢山いらっしゃいますが、真似はしないし、ああなろうとも思わないです。やっぱり、ここまでやってきたんだから好きにやろうというのがFHAMSです。なので、あれこれ言いあってます。もっと楽しくて自由にやって行きたいですね。
VATE:福本さん個人としての夢ってなんですか?
僕個人としては建築は根源にあるのでそこは外せないです。本当は車と、バイクがおさまる家を自分で建てて、かわいい嫁さんと暮らすことが夢ですね(笑)。ただ、それだけならもっと割りの良い仕事とか企業に就職すれば良いんでしょうが、それは意味が無いと思っています。仕事も生活も造らなければ面白くないですから。
VATE:楽しいお話をありがとうございました。これからもますます楽しませてください!