VATE:異動先を決められた理由ってなんですか?
理由は2つで「多くの事業の成り立ちを経験できる事と、各部署の強い点を他の部署に転換して試せる事。」リクルートには人材系・結婚・学び・旅行など多数の事業があるので、全てを横断的に見渡せる部署、かつ全社スタッフじゃないところを探したら「支社企画」に出会って即応募しました。東名阪以外の地方を統括する部門が東京にあって地方に進出している全事業が集まっていたんです。
VATE:異動してからはどんなお仕事を?
異動して最初のお仕事は競合調査、なんて言うと格好がいいですが、地道に各支社ごとに競合となる媒体を集めてきてとにかくデータの打ち込み。数十冊集めてきて3冊くらいで飽きたのを覚えてます(笑)。
VATE:聞いているだけで面倒くさそう。
どんどん資料が積みあがって隣の席の先輩が出張でほとんど不在だったので、先輩の机にもどっさり置いてました(笑)。 全事業あるものの私自身が人材系の出身かつ人材系事業の売上げシェアが非常に高かったので、自然と人材が主担当に。東名阪以外の北海道から鹿児島にある19拠点のHR事業の統括、企画業務です。
VATE:具体的にどんな業務ですか?
3ヵ年計画をたてて、戦略、戦術に落とし込み、現場に方針の浸透に励む!がざっくりというと仕事です。格好よさそうな仕事ですが現場好きな私は結構泥臭く仕事してました。
VATE:現場にこだわる理由って何かあるんでしょうか?
組織の方向性が大きく変わる時、中央からの方針だけでは現場が動かないんです。だから現場に顔突っ込みまくってました。
VATE:起業を意識されたのはいつですか?
この時代です。役員が代わって、とにかく寝ないで戦略・戦術の企画を落とし込んだんです。正直3ヵ年の数字を作っている時は、60億から紙媒体の売上げがある20億を廃止して100億を3年で目指すGROWっぷりに自分でも笑っちゃってたんです。「できたらいいよねー」くらいの感覚で。
VATE:かなりどん欲なプランですね。
でも寝ないで戦略・戦術を立てたら・・・・・・「もしかしたら、できるかもしれない!!」って。