VATE:その違いは大きいですね。
「人は好きなものも遊び方も得意分野も違って個性がある」が原点です。「違う強みを混ぜ合わせて何か生まれたら面白いに違いない」とぼーっと思ってました。
VATE:そこが原点になっているんですね。
横田さんは大学卒業後リクルートに就職されますが、どんなことをされていましたか?
最初はリクルートでも一番古い組織である人材事業の営業部に配属されました。 中途・新卒の採用を検討する企業のトップや人事の方に、人材採用の提案をすることです。ひらたく言うと新規顧客開拓の飛び込みや電話アポ営業で、求人の広告を売ってました。
VATE:いきなり飛び込みですか。
名刺獲得キャンペーンという新人が通る道があって、銀座の隅々までビルを3日間飛び込み倒したこともあります。
VATE:入社早々?
ええ。簡単に商品の説明を受けただけで1週間したら朝みんなで栄養ドリンクを一気飲みして、「行ってこーい!」と外に出されるんです(笑)。
VATE:体育会系ですね(笑)。
正直、単なる根性試しなんじゃないかと…。おかげで雑草魂と根性はあると思います。
VATE:それがずっと続くわけですか?
3ヶ月したら今度はお客様を担当することになったんです。が・・・。なんと不動産・建築業界担当。なんとも女性っぽくない業界を担当させていただきました。
VATE:厳しい現場でやめたくなったりしませんでしたか?やりたい事と違う!みたいな。
鈍感なんですかね。新入社員時代は仕事ってこんなものかなー、と思ってました。
VATE:やりがいがあった?
「お客さんの役に立てない未熟な自分が悔しいなー、もっと頑張ろう」と思ってましたね。初めて入った会社がハードというのは結構幸せかもしれません。