女性社長の会「J300」の様子

VATE:確かにそうかもしれませんね。

 

自分がやっている仕事に勝手に誇りも持ってたから、仕事は苦しいことあれど楽しかったです。

 

VATE:その期間で学ばれたことは何でしょうか。

 

「お客さんのことをじっくり考えて本音で話し提案をしたら距離が近づくこと。」ですね。格好つけたりせず、等身大で仕事すること。フラットに意見をぶつけることが自分の仕事スタイルだな、と学びました。

 

VATE:印象に残っている事はありますか?

 

2年目の時、某フランチャイズチェーンの経営者さんたちを集めて勉強会を実施させてもらったことがあります。ある社長さんから即お呼びがかかって「君みたいな新卒社員を採用してみたい!」とおっしゃって頂いて。

 

VATE:それはすごい。

 

そのうち経営のことをご相談頂くようになり、ちゃんとしたNO.2を採用してください!と言いたい放題。

 

VATE:確かに(笑)。

 

会社の成長に合わせて信頼して頂き、良いお付き合いをさせてもらいました。担当を外れる時は中途半端になったのが申し訳なくて、引継ぎの際大泣き。

 

VATE:それだけお客様と近いところで仕事されていたんですね。

 

そうですね。担当を離れて6年後にばったり社長に会った際、そのまま会社を訪問したんです。新卒入社された方々から「あなたが噂のリクルートの新卒さんですね!」とたくさん声をかけてもらってうれしかったです。

 

VATE:不動産業界はどれくらいの期間おられたのでしょうか?

 

2年です。その後、新規事業(e-Learning)の営業担当に。

 

VATE:異動されていかがでしたか?

 

もともと1,000名を超える老舗部門で分業体制がしっかりできている部署からベンチャーに転職した気分でした。

 

VATE:と、いいますと?

 

新規事業は商品企画・システム・営業で15名ほどしかいない小さな部署で、商品・事業戦略と顧客の声がリンクしており、ある意味何でも屋だったんですね。