漠然とでも現在の仕事がやりたかったからこそ、一生懸命やれた。

VATE：いままでのお話をお伺いしてきて、田井さんは遠くの大きな目標に向かって着実にステップを踏んでこられたという感じがするのですが、やはりかなりはじめの段階から計画をたて、それに忠実に進んでこられたんですか？

 

着実な道のりだったとは思えませんが、結果的にやりたかった仕事をさせてもらっていて幸せだと思います。

色々な仕事をしてきて、全て現在の仕事に役に立っていますし、そのつもりで就職したところはありますが、計画的だったかは疑問ですね。かなり回り道をした気もします。一つ言えるのは、漠然とでも現在のような仕事がやりたかったからこそ、それぞれの仕事は一生懸命やれたということです。早く仕事を覚えて辞めよう（笑）という魂胆で、頑張りましたから。でも会社から見るとイヤな社員ですよね。今でも、それぞれの会社には本当に感謝しています。

 

VATE：なるほど。では遠くにある大きな目標を達成するためにはどのような事が必要だと思われますか？

 

たいして目標もなく人生の大半を過ごしてきた僕からすれば、達成するべき目標があるだけでもすごいことだと思います。あとは目標を紙に書いて朝晩眺めながら、達成するための行動を考えてみるというのはいかがでしょう？けっこうマジです（笑）。

 

VATE：最後になりましたが、今後の展望など田井さんの夢をお聞かせ下さい。

 

デザインと飲食店を通してみなさんにちょっとしたハッピーをお届けしたいというのが僕たちのミッション(!)なので、チャンスがあれば色々なお店をやってみたいですね。また、自分たちの経験を活かして、よそのお店の企画やデザインのお手伝いをする仕事を始めるのと、オリジナル雑貨のネット通販を立ち上げようと考えています。「どうせやるなら楽しくやろうや」という精神で、ぼちぼち頑張ります。

 

VATE：ありがとうございました。これからも頑張って下さい！