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カフェサロンメニュー

VATE:壮大ですねぇ(笑)。

でもそれは現実的な事として考えられていたわけですよね?

 

そうです。カラオケボックスの立ち上げがきっかけで、独立しました。この話は企画書作りから始まって、内装工事もやりかけたのですが、法的な問題がクリアできなくなって中止になりました。そのかわりにというか別のレストランの販促の仕事をもらって、メニューを作ったりイベントの企画をしてました。そうしているウチに少しづつ仕事が増えてきたという感じですね。

 

VATE:そうだったんですか。

しかし会社を興すというのは、資金はもちろん、かなりパワーがいると思いますが、

どのようなキッカケで設立されたんでしょう?

 

キッカケは結婚なんですよ(笑)。結婚する時点ではフリーのデザイナーのようなモノだったので何とかしなくてはと思って、結婚式等の費用にあてるお金やお祝いなど諸々のお金をかき集めて、会社を作りました。その後、資本金(!)で結婚式やら引っ越しやらを行ったというわけです。当時、官庁絡みの仕事をやりかけていたので、法人化したというのもありました。

 

VATE:おおーなんだかパワフルというか、強引というか(笑)。

会社はデザイン会社ということですか? 奥様は賛成して下さいました?

 

始めた当初は店舗の企画をやりたいと思っていたのですが、企画書を作るために買ったマックで少しづつデザインの仕事をするようになり、いつのまにかそれが本業のようになりました。いまほどマックが普及してない時期だったのが幸いしたのかもしれません。家内は企画のようなワケのわからないもの(笑)より安心してたと思います。

 

VATE:会社組織にしてよかった点、苦労した点などあれば教えて頂けますか?

会社は最初からスムーズに機能していましたか?

 

会社といっても自営業に毛の生えたようなものだったし、会社組織のメリットやデメリットについて考えたことはありませんでした。そういえば、厚生年金や社会保険料が高過ぎるんじゃないかという不満はありました(笑)。スタッフが少しずつ増えてきたこともあり、最近になって個人と法人を別に考えるようになってきたかな。頑張ってくれているスタッフのことを考えると「社長」としてもっと仕事しないとあかんと思っています。

 

VATE:デザイン会社は特にジャンルを決められていたわけですか?

飲食業界に関わるデザインのみ、だとか。

仕事としてはデザインに絞ってやっていこうとお考えでしたか。

 

もともとは店舗の企画をやりたくてはじめたので、デザインの仕事も飲食関連が多かったですね。とはいえお寺や学校、洋服屋さんまで色々な仕事をさせてもらいました。仕事をデザインに絞っていたわけではではなく、店舗企画の仕事が廻ってこなかったというのが正しいかもしれません(笑)