音楽の根幹ともいえるベースを奏でるベーシスト。
そしらぬ顔で音楽をコントロールする人はいったいどんなことを考えているんだろう?
今回は女性ベーシスト、大塚さんにお話を伺いました。
VATE:大塚さんは学生時代、将来何になろうと思われてましたか?
エリートサラリーマンか、英語教師になりたい、と思ってました。
VATE:エ…エリート。学校ではどんなことを勉強をされていたのでしょうか?
普通の大学で、英語を勉強してました。教職課程という、教師になるための教科もとってました。でもあまり真面目にやっていなかったので、クラスメートの名前はあまり思い出せない感じ(笑)。音楽は大学の部活動でしてました。部活動は毎日行っていたので、部員ほぼ全員の名前は覚えてる感じです。
VATE:名前で判断できるんですね(笑)部活動ではなにをされてたんですか?
軽音学部でビッグバンドと、ブラスロックみたいなバンドをかけもちしてました。エレキベースとウッドベースひいてました。ビッグバンドは人数が多くて、野球みたいに、二軍、三軍がありまして。一軍デビュー目指してボックスの廊下で基礎練習の毎日でした。
VATE:なんだか体育会系的なノリですね。音楽部というと、だいぶんと大人しいイメージがありますが。
そうですね。体育会ノリもあったかも。きびしさを押し付けられた訳ではなかったんですけど、自主トレ状態で、勝手に燃えていたんですねえ。一軍がすごくかっこよく見えて。ドラムの子と二人、部室出たところの左右の廊下で壁に向かって練習していたので、狛犬のようだと言われたり。
VATE:ははは。ベースという楽器を選んだのはなぜですか?
弦が四本しかないし、一番簡単やで~、と先輩に言われたんで(笑)。