仏師・僧侶 前田昌宏さん
vol.11 2003.08.01
御縁が息づく時
浄土宗芸術家協会会員
自坊:浄土宗 九品山浄土院
前田 昌宏さん

一生仏様と向かい合いながら彫りつづけたい。

VATE:いままでいろいろと辛いことがあったとは思いますが、そういう時に前田さんを支えたものって何だったと思われますか。

 

仏様と出会い、仏様を彫るという御縁を頂き、今まで彫り続ける事が出来ている事に感謝しながらも、いろいろな辛い事があり、その度にたくさんの方の励ましを頂いたり、助けて頂いてきました。最終的には自分の仕事という形でもパートナーであり、夫婦という形でもパートナーである妻が私の支えだと思っています。

今まで思い返してみると、壁にぶつかった時にいつも親身に話を聞いて助言をしてくれていました。これからも仏様を彫りつづけていくにあたってお互いパートナーとして支えあい頑張っていきたいと思っています。

 

VATE:最後に前田さんのこれからの夢を教えて下さい。

 

私の夢は「一生仏様と向かい合いながら彫りつづけたい」ですね。そして一人でも多くの方に手を合わせ、祈っていただけるような仏様を彫りつづけたいです。

 

VATE:ありがとうございました。

 

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