VATE:あははは。
いままでの仕事であえて一つあげるとすれば、どのお仕事が印象に残っていますか?
ん~、AIWAのサイトでしょうか。最近ですと。 大変でした。
ページ数も多かったので。ボクがデザインして、htmlコーティング等のプログラミングを仲間の佐川さんと伊藤さんにやってもらいました。アイコンのデザインは、イラストレーターのウラさんに。
このプロジェクトは大きかったとこともあり、個々の強い部分を借りて行みんなで作った感じです。ボク一人じゃ出来なかったし、チームとしての力が大事なことを再確認できました。こういうのコラボレイションというのかもしれないですね。
VATE:仕事のオファーを受けられた場合、
クライアントの担当者と直接お話されたり、制作管理されるのは川上さんということになるのですか?
このプロジェクトは、間に代理店が入っているので、クライアントの担当者と直接はしてないです。
アートディレクションとデザインでした。通常の場合は、ボクがクライアントと直接、ミーテイングします。
VATE:いろいろとお話を伺ってきましたが、
今、もしくは今後、川上さんが一番やりたいことってなんでしょう?
どこに向かおうとされていますか?
一つに絞るとグラフィックアート。
ボクの感じたことやものをグラフィックにする。誰のためでもなく、自分が感じたことをグラフィックにして、それを発表して見た人が何かを感じる。売れたら、ビジネスになる(笑)。でも、アートで食べようとは思ってません。今の自分には、そんなパワーも実力もありませんから。それに、誰かのためにデザインすることは楽しいです。喜んでくれるという前提で。だから、いろんなもののデザインしたいと思っています。一つに絞らずに。
ベースはもちろんグラフィックデザインですが、紙、WEB、スペース、映像、プロダクツ、服・・・。様々なことにインスパイアされたいし、違うジャンルのものをデザインするのは、難しいですが刺激的です。そのジャンルにふれることで、新しい感覚とか新しいスキルとか学べますし。あとは、artlessがブランド的な感じになっていけたらいいなと思っています。そしたら、そのままの色で仕事ができますので(笑)。