artless代表&デザイナー 川上俊さん
vol.02 2001.12.01
自然体で前へ進む
artless代表&デザイナー
川上 俊さん

自然体で前へ進む。

artless代表&デザイナー川上 俊さん

親の勘違いでグラフィックに行っちゃったんですよ(笑)

今回は東京でデザイン会社を設立された若手デザイナーの川上俊さんに、これまで、そしてこれからのお話を伺いました。

 

VATE:早速ですが川上さんがデザイナーを志されたのはいつ頃でしょう?

また、その時になにか目標を立てられましたか?

 

高校を卒業する頃くらいです。サッカーを小さい頃からずっとやってて、自分の実力じゃJリーグには入れないし、じゃ~、デザイナーになりたいな~と(笑)。目標は、特になかったです。しかも、その時なりたかったのはインテリアデザイナーなんですよ。

 

VATE:Jリーガーかデザイナー(笑)。

その後夜間のデザイン学校に通われたそうですが、なぜ夜間だったんですか?

 

昼間のインテリアデザイン科で合格していたんですけど、ボクの親がね。学費を、勘違いしてて(笑)。決まってから、2年も払えないとかで。それで、夜間のグラフィックだと1年なので。高校の時は、インテリアデザインを独学してたのにね。

 

VATE:それは不運ですね・・。でもそれが今の川上さんを形作っているんですよね。

では昼間はバイト、夜は学校っていう感じだったんですか?

インテリアとグラフィックではだいぶん勝手が違うでしょう?

 

逆にラッキーでしたね。インテリアは、デザインというより設計でしたから。ボクの性格に向かなかったかと思います。

その頃は、昼間に表参道のレストランでバイトしてて、夜は学校でした。