今回は東京でデザイン会社を設立された若手デザイナーの川上俊さんに、これまで、そしてこれからのお話を伺いました。
VATE:早速ですが川上さんがデザイナーを志されたのはいつ頃でしょう?
また、その時になにか目標を立てられましたか?
高校を卒業する頃くらいです。サッカーを小さい頃からずっとやってて、自分の実力じゃJリーグには入れないし、じゃ~、デザイナーになりたいな~と(笑)。目標は、特になかったです。しかも、その時なりたかったのはインテリアデザイナーなんですよ。
VATE:Jリーガーかデザイナー(笑)。
その後夜間のデザイン学校に通われたそうですが、なぜ夜間だったんですか?
昼間のインテリアデザイン科で合格していたんですけど、ボクの親がね。学費を、勘違いしてて(笑)。決まってから、2年も払えないとかで。それで、夜間のグラフィックだと1年なので。高校の時は、インテリアデザインを独学してたのにね。
VATE:それは不運ですね・・。でもそれが今の川上さんを形作っているんですよね。
では昼間はバイト、夜は学校っていう感じだったんですか?
インテリアとグラフィックではだいぶん勝手が違うでしょう?
逆にラッキーでしたね。インテリアは、デザインというより設計でしたから。ボクの性格に向かなかったかと思います。
その頃は、昼間に表参道のレストランでバイトしてて、夜は学校でした。