美容院に行き、ふと考える。ここのオーナー、どういう経過をたどってこのお店をするに至ったんだろう?VATE第一号では京都北山でBe-babaを経営されている上島さんに若いときから現在に至るまでの道のり、今後の展開などについて伺った。
VATE:ではまずはじめに上島さんがビーババをオープンさせるに至った経緯について聞かせて下さい。
そうですね、高校を卒業しインテリアの専門学校に通い、室内装飾の仕事に就こうと製図や店舗設計の勉強をしたんですが、サボりすぎて途中でリタイヤするはめになり、それから仕事を転々と渡り歩き今で言うフリーターのはしごをしてました。が、やはり一生を考えたら手に職を就けようと21歳になり遅ればせながら美容師になる決心をし、美容学校に通いながらバイトで美容院で働きました。
高校を出てから2年間ムダな時間を過ごした分、人一倍練習と美容の勉強に励み最初のお店でカットまで出来るように頑張って、次なる刺激を求め違うお店で働くようになりました。そこで自分の実力を発揮できるよう頑張り何とかお客さんを沢山つけるようになってお店を任されるようになり経営者と離れ、自分でスタッフを雇い経営するようになりました。
コツコツ試行錯誤を繰り返しながらお店を運営してましたが、又刺激がほしくなりそこでの経営を止め、当時これからは「北山がええで!」と言う世間の流れにそって北山で物件を探してて30歳にしてBe-babaをオープンさせる運びになった次第です。